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バンブーソード

剣道の審査は、勝負の強さを見るものではありません。

剣道の段位は、初段から十段まであります。
それぞれの段位を取得するためには、段位審査会に参加し合格しなければなりません。
しかも、参加するための資格が厳密に決められています。
まず、初段の受験資格は、「級位1級の資格を持つ13歳以上のもの」となっています。
二段の受験資格は、初段合格から1年以上経過したもの、三段の受験資格者は、二段合格から2年以上経過したものと決められており、その間隔が上位にいくほど長くなります。
高段者になるためには、その間しっかり稽古をする必要があるということをこの規則が示しています。
審査の内容は、初段から五段までが実技(複数の審査員の前で数分間実技を行うもので、勝敗は関係ありません)と形(日本剣道形を木刀で実演するものです)、および学課(ペーパーテストです)の3種類です。
六段から八段までは、このうちの学課がありません。
初段から三段位までは、学生時代に取得する人が多いですが、六段以上になりますと、合格率は数パーセントの狭き門です。

剣道の昇段審査って、どうやるの?

剣道をやっている人から「今度昇段審査があるんだ」と言っていることを聞いたことはありませんか?言葉尻から、なにか試験のようなものがあるのだと読み取ることができますが、具体的になにをするのかいまいちピンときません。
実は昇段審査が以下のような手順に則って行われています。
まず、受験者が二人組みになってほとんど試合と近い形で稽古を行う、実技試験があります。
次に木刀を用いて日本剣道形を行う、形の試験があります。
これは受験する段位に応じて、どのような形をするのか決まっています。
最後に、受験する段位に応じて学科試験が行われます。
この三つすべてに合格しないと、段位を得ることはできません。
合格の基準は段位によって異なりますが、やはりしっかり基本を押さえていることが必要です。
そのため、受験者はしっかり日々の稽古に取り組むことと併せて、審査のための勉強や稽古を行うことが求められます。
加えて、受験資格に剣道をやっている年数を求める場合もあるので、注意が必要です。

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